2013年5月15日(水)
今回から始まりましたイタリアンレストランPAC、以倉シェフによる料理教室に参加してきました! 普段お客様がお食事するフロアーにテーブルを並べ、そこにガスコンロやまな板、調味料をご用意いただき、簡易キッチンを再現してそこでの料理教室です。 生徒さんは全部で12名!そのうち男性が私を含め2名とちょっと恥ずかしい感じでした。(うち1名の方はお休みでした。)
全6回の第1回目!5月のメニューは、この3品。
まずは、ブロード(鶏のだし汁)の作り方から。 家庭でも作れるよう鶏の手羽元を使い、1人前2〜3本の手羽元を鍋に並べにんじん、タマネギ、セロリ、最後に水を入れそのまま鍋で強火で20分ほどで出来るそうです。ガスコンロでは時間がかかるので、いったんキッチンで煮込にながら、その間に次の料理へ。 のちほど出来たブロードです。いい出汁になってます。 次は、スパゲティの基本系、『アーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ』。 始めに具材となるイタリアンパセリをシェフが細かくみじん切りをしながら、調理を開始! フライパンにニンニクのみじん切りとオリーブオイルを先に入れてから火にかけると部屋中にいい香りが。 ここでポイント!火にかけるとすぐ焦げるので、火からフライパンを外して、焦げないようにゆっくりオリーブオイルににんにくの香りを付けていくそうです。 変に弱火にするよりはこちらの方法の方が、いい感じでニンニクにも火が入りいいきつね色になってきます。 今回は出来たニンニクはいったん別のお皿に取り出しました。 スパゲティーの茹で上がるのを見計らい、先ほどのニンニクの香りの付いたオリーブオイルを再度火にかけ、鷹の爪、イタリアンパセリを入れて、パスタのゆで汁を入れて、パスタを投入! ここでポイント2!パスタは家庭で作る場合、お湯の量に対して1%のお塩を入れ、袋に書いてある時間のマイナス1分〜1分半ぐらいで茹で、フライパンに投入してから1分ぐらいで仕上げる感じでちょうどよいぐらいだそうです。 フライパンにパスタを入れてからは、パスタの堅さや味見を確認しながら仕上げていきます。 最後にパスタのソースはある程度の量を確認(ここでソースが少ないようならブロードやパスタのゆで汁を少したすこと)しながらオリーブオイルを足して、パスタと混ぜてソースとオイルが混じって白っぽい状態、乳化状にして最後の仕上げです。 パスタを一皿一皿にとりわけ、先ほど取り出しておいたニンニクをパスタの上にふりかければ 『アーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ』のできあがり! さて試食タイム! 一口食べれば自分が作るパスタとぜんぜん違うのがわかります!さすがプロの技! この技を教えてもらえるなんて。。。感激です! でも少量なのであっという間に食べ終わっちゃいました。 ごめんなさい。できあがりの写真撮るの忘れてました。。。(*゜.゜)ゞポリポリ 動画にはあるのでそちらでどうぞ! 食べ終わったら、シェフに変わって生徒さんの調理!今目の前でやったことをすぐに復習調理です。 そこで、なんと私が1番に当たってしまいました!めっちゃ緊張。 ま、調理してる内容は同じなので割愛しますが、なんとか横でシェフに見てもらいながらなので無事できあがり、皆さんに食べていただきました! 試食後、最後の1品!『トリフォラーティー スパゲッティー』。名前を聞いても?が頭に浮かび聞き慣れないですが、日本語で言えば『キノコのスパゲティー』です。 今回のキノコは、しいたけ、しめじ、マイタケ、エリンギの4つを使います。 その場で、シェフが切っていただき、早速調理! オリーブオイルで4つのキノコを炒めて、塩で味付けをします。ここでポイント!キノコを炒めているとフライパンに焦げついたようになるのですが、実はこれがキノコのうまみ成分だそうです。ですので焦げが残るぐらいで炒めてください。 そしてここにパスタのゆで汁、ブロードを入れて、先ほどのお焦げを取る感じでソースを作っていきます。味見をしながら塩で味を整えて、ここでパスタを投入!バター、イタリアンパセリを入れてよく混ぜ合わせればできあがり! キノコがたっぷりのパスタを一口!やっぱりうまい!!4種類のキノコのエキスというか出汁というかうまみがたっぷり出ていています!先ほどのペペロンチーノとまた違った味わいで口の中が幸せいっぱい! このあと、シェフからメニューになかった料理が登場!! ブロードで使った、野菜に加えて、スナップエンドウを皿に盛り、手羽元は焼き色を付けてからトマトソースで味付けしてもらったものを出してもらいました。 お肉はホロホロで柔らかく簡単に骨から外れる状態で、味はしっかりした鶏の風味がありブロードを作ったあととは思えないほどでした。こちらもおいしくいただきました。o(*^▽^*)o~♪ 第一回ということもあって、ちょっと緊張の中の教室でしたが、以倉シェフの「家庭でも出来る料理」というところが大変参考になったと思います。 料理教室なのに本格イタリアンが堪能でき、習いに来たのか食べに来たのかわからないほどおなかいっぱいで終えることができました。 次回も楽しんで勉強しに来たいと思います。